主観的ゲームと客観的ゲーム

前回のエントリで、僕は「おもちゃタイプのゲーム」だとか、「ゲームらしくないゲーム」だとか言っていた。この概念は良く使うんだけど、言語化する際に単語が長すぎるので、適当な言葉を見つけておきたいなーと思った。

で、考えたのが「主観的ゲーム」と「客観的ゲーム」というラベリング。

「Sims」シリーズをはじめとする、玩具系のゲームは、「主観的ゲーム」と言い換えても良いかもしれない。触っていることそのものが楽しく、自分ルールによって初めて遊びが成立する、ゲーム内に評価の基準が存在しないゲーム。ひとりひとりが違う基準に基づいて(=主観的に)遊ぶゲーム。

一方、いわゆるゲームらしいゲームは「客観的ゲーム」と分類できるだろう。リスクとリターンのトレードオフを考慮した自分の行動が、外部的なルールを基準として評価されるゲーム。全員が同じ基準に基づいて(=客観的に)遊ぶゲーム。

あー、でも「主観的ゲーム」ってなんか一人称カメラのゲームっぽいな。英語で言い換えてみると"objective game"と"subjective game"。略してみると「オブゲー」と「サブゲー」。もしくは「OG」と「SG」。

うーん、なんと呼ぼうと馴染まないっぽWii(←この語尾も)。