今作ってるゲームがどんどん面白くなってきてる件

■前回までのあらすじ

すでに2年動いているプロジェクトを、いい感じに仕上げて期限に間に合わせるため、途中からチームに入ったIDA-10。しかし彼は、いいのかな?ってくらいプレイヤの仕様を変えてしまったのだ。

---

結果的には成功。それが功を奏してなんとか触ってるだけで楽しい感じになってきた。チーム内でも好評だし、マーケティングをはじめVIPの人たちの評判も良いらしい。激励のメールをもらったり。もちろん、ゲームをそれなりの金額で販売する製品にするために、必要があってそうしたわけだし、面白くなる確信あった。それだけじゃなくて、期限に間に合わせるには根本のデザインを変更するほうがゴールが圧倒的に近いと判断した。ただ、ゲーム内容に関して、自分の責任でここまで深くデザインしたことはなかったので、素直にうれしいし、手ごたえを感じている。さて、次は触ってて楽しいだけじゃなくて、もっと楽しくなるルール(今回のゲームの場合、主に敵のデザイン)の改革に取りかかるぞ。もちろん、期限に間に合うように。