『Stick Remover 棒山くずし』がおもしろい

というわけで、DOFI-BLOG どふぃぶろぐさんの新作『Stick Remover 棒山くずし』(http://ishi.blog2.fc2.com/blog-entry-206.html)が面白すぎる。一定ラインまで崩してOKの変則ルールのジェンガというか、『棒山くずし』ってタイトルが全てを表してる気もするが、とにかく面白カッコいい。

画面を睨みながらどの棒がどこを支えてるかのバランスを見極めて、キエーという気合と共に引き抜いて、ピクリとも棒山が動かなかった時の快感はかなりのもの。温度低い熱中っつーか、とにかく止められない。

さらに、ゲームデザイン大好きっ子の俺としては、グラグラと今にも崩れそうになってる棒山が、バランスを崩してる元凶の1本を引き抜くことでピタっと揺れが収まったりするリアルタイム性、アクション性もたまらない。もちろん、そのままボーっとしてると、ガラガッシャーンとミスになる。

俺が思う特別なゲームの特徴として、現実にそのゲームの感覚が混じってくるってのがあるんだけど、このゲームにはそれを感じる。あのほら、ビルの窓の灯りみてどのテトリスブロック嵌るか無意識に連想しちゃうようなあれ。

俺は血の代わりに文字が流れてるほどの文系なので、物理とかさっぱりわからんのだけど、このゲームやってて、なんか、支点に加わってる力具合に色がついて見える気がしてビビる。ノリノリの時は、ここは抜いても大丈夫とか、その色(いや見えないんだけど)で判断できたりする。あと、最後1本抜けるかどうかで超真剣に悩んでる時に、いきなりOutlookがポップアップして、棒山が崩れるーって泣きそうになった。

以下、自慢したいSSを貼ったので、ネタバレです。きっと、血の代わりに数式が流れてる人とか、もっといけるんだと思うけど。


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レベル1はとりあえずここまでできた。偶然に。

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レベル3はこんな感じ。これは再現できる。

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レベル5。もっといけそうな気もするが、精神の限界。