エヴァ同人女子が「時をかける少女」を観ると

時をかける少女」テレビ放送の話題もなくなったところで、ここ最近で一番関心した「時かけ」話でも。いや、同人女子話か。ちなみに、僕の映画公開当時の感想はこんな(id:IDA-10:20060831)

自殺したくなる男性とかいるらしい一方で、女性がみるとどんなんかなーと、google先生に(パチンコ抜きで)聞いてみると、どうでしょう、BLエヴァ同人サイトがずらりとヒットするではないですか。いろいろ読んでみて、衝撃度が高かった部分を脚色を交えつつ以下に記します。

  • 映画がヒットしたのは、貞元貞本先生のキャラデザが素晴らしいから
  • 千昭は髪の色を変えると、渚カヲルにそっくり……、まさかパクり!?
  • 功介は標準語の鈴原トウジ……、まさかパクり!?
  • エヴァというより、貞エヴァ的作品
  • 真琴の「とまれとまれとまれ……」の台詞は、碇シンジの「うごけうごけうごけ……」へのオマージュ

いやー、君たち100点満点だ!男たちが、一生自分とは縁がないだの、現実にはありえないだの、ウジウジ言ってるのに比べて、彼女たちのなんと清々しいことか。感想のすべてはエヴァが基準ですよ。話題のアニメを追いかける1クール恋愛オタよりも、彼女たちのほうが、よっぽど濃厚なオタオーラ発散してるじゃないですか。

引き込まれるように、その界隈のブログを掘ってみると、もはやかつてのLAS*1とかいう次元ではなく、「13才のエヴァ大好き中学生がはじめて書いた53*2BL小説」やら、「15才でF1レーサーになった碇シンジと26才の渚カヲル小説」やら、大変な作品が次々と出てきました!なんというか、俺が小学校の頃、漠然と感じていた「オタク」な人々の空気を久々に吸った気がします。というわけで、今熱いのは、同人女子のBL小説ですよ、みなさん!

8/1/10:21追記)
僕は、BL関係、同人女子の皆様のパワーを本当にすごいと思ってます。決して悪く言いたいわけじゃないですよ!あと、ここでエヴァを取り上げたのは、10年たってなお、その世界観を元に二次創作を行うことができる愛着などが熱い!と思ったからです。俺のもってる本来のオタクのイメージって、こうだったよなーと。ので、エヴァ界隈のみならず、他の地域もすごかったです。ケロロでBLって!

*1:ラブラブ・アスカ×シンジの略語

*2:5thチルドレン渚カヲルと、3rdチルドレン碇シンジカップリングを現す数字