デジタルのかなしみは2度ブラボー・エコー・リマ・リマを鳴らす

"Call of Duty: Modern Warfare 2"の北米版が発売して俺の周りのゲーム好き界隈が大いに盛り上がってた頃、id:matakimika さんがtwitter上でフォネティックコードをつかってIndia_delta_alpha_10 宛にreplyしていた。元の単語は何かというと"IDA_10"、つまり、氏の返信は、当時「シエラ・エコー・エクスレイしてー!」みたいなことをポストをしまくっていたIDA-10*1こと俺への気の利いたリプライだった。それをRSSリーダー上で見つけた俺は嬉々として、同じく氏への宛先をフォネティックコードにして返信した。

@mike alfa tango (略) Fはファイアとか勝手に呼んでました。だって、「プラトーン」にも「地獄の黙示録」にも「フルメタル・ジャケット」にも出てこなかったもん!

http://twitter.com/IDA_10/status/6223641000

しかし、先日の氏の日記で、約半年を経て、俺のreplyが当の頁作さんに届いていなかったことがわかった。

MW2 当時、音標に凝っていた IDA_10 氏に、@India_delta_alpha_10 宛で reply したけど、Twitter の仕様で先頭に未 follow アカウントへの @ が付く場合そのひとのタイムラインには反映されないから、たぶん不達になってる。デジタルのかなしみである。

2010-06-24 - matakimika@d.hatena

なんということか、それどころか氏は最初のreplyが俺に伝わっていないと思っているのだ。ああ、デジタルのかなしみの二重らせん。氏はreplyが届かなかったかなしみを感じて、俺はせっかくの氏のreplyをちゃんと受け取ったことが伝わっていなかったことがかなしくて、あと自分からのreplyが届かなかったこともかなしくて、きっと氏は俺のreplyを受け取れなかったことがかなしくて、なんかもうどれだけかなしいかわからなくなってきた。なんと深いことか、現代におけるデジタルのかなしみは。そして、やっぱり、フォネティックコードはかっこいい。

参考リンク:NATOフォネティックコード - Wikipedia

*1twitterではidに大文字と"-"が使えないので"ida_10"