ピーター・モリニュー”Milo”で実現するバーチャルお母さん、もしくはなまはげ2.0

2009年のE3におけるマイクロソフトのカンファレンスによれば、ピーター・モリニューの新作"Milo"では、時を同じくして発表されたマイクロソフトの新しいモーションコントロールバイス*1と組み合わせることで、プレイヤーの表情や行動を認識し、画面の中の子供と交流ができるらしい。

Molyneux says Milo can recognize your face, emotions and will interact with you on a very deep level.

Molyneux's Milo Brings a Virtual Child to the Xbox 360

ということを奥さんに話したら、速攻で、「じゃあさ、うちのコロコロ脳な子供たちを見張って、悪いことしてたら『テレビに閉じ込めるぞぉー』とか脅してくれるソフトでないかな?」と返ってきた。おお、モリニューおじさんの子供とインタラクションとかしょぼい(失礼)例より、よっぽど楽しそうだ。ゲームっつーより、ずっと立ち上げてつけとくタイプのアプリケーション。

どんなに教えてもトイレで用を足せなかった子供が、しまじろうが「こうやっておしっこしよう!」とかテレビの中から励ましたら、その日からばっちりできるようになった話とか知り合いのお母さんから聞いたことあるし、これは効果が期待できるんじゃないか。マイクが一定以上の音量を拾ったら「ゴルァ、餓鬼ども、その口縫うぞ!」とか、「もう一回でも"Shit"って言ったら、二度とCatoon Network観せないからな!」とか。

古来からある「食べ物を残すともったいないお化けが来るぞ」もできるよね。食事を監視して、ポークソテーを残してたら、ゲームプレイ中にいきなり豚の死骸を映したりして。うーん、夢がふくらむ。未来はこうでなくっちゃ。楽しみ楽しみ。

*1:2009年6月現在、"Project Natal"と呼称されている