赤い車に名前をつける

帰省中の妻から電話。Twitterのポストを読んだらしい。

車のよこに、意図的に付けられたことが明らかな傷ががーがー付いてることに気づいた。なんのひねりもなく普通にヘコむ。

うちは土色の俺の通勤用の車と、赤色の妻が乗る用の2台の車がある*1。で、赤い妻のほうは新車なのだ。というわけで、「で、どっち?」と。

「せいかいはー、赤いほうでしたー。」
「えー、わたしの弐号機にー!」

子供が赤い車を「しゃあ」って言ってるのは知ってたが、妻がエヴァンゲリオン弐号機パイロット惣流・アスカ・ラングレーになりきって赤い車に搭乗しているとは知らなかった。車の傷よりも、俺の心についた傷のほうが深い。そんな夏の午後。

*1:日本で車が2台あるってちょっとしたお金持ち感があるが、カリフォルニアではたぶん普通。