ドラクエのDS移籍から始まるRPG2.0元年

昨今のDSの爆発的な売れ方や、重厚長大RPGよりも、いわゆる非ゲームと呼ばれるソフトがミリオンヒットとなる現状は、ゲーム離れが進むユーザー側からの従来型のゲームへの答えでした。

そして、今、国産コンシューマではRPGの老舗であるスクウェア・エニックスが、看板ソフトである「ドラゴンクエスト」シリーズの最新作をニンテンドーDSで制作中と発表しました。

内容も、これまでの一本道のシナリオクリア型ではなく、ワイヤレスネットワーク機能を使った"ネットワーク対応RPG"を謳っており、ユーザー参加型コンテンツというWeb2.0の潮流をしっかりと捉えたものになっているようです。

これでついに、大手ソフトハウスからも、はっきりと高スペック、高画質のゲーム制作にNOを突きつけた形になりました。何より素晴らしいのは、このRPGというジャンルの改革が、頑ななまでに古風な大作RPGを作ってきた国内のメーカーから始まったことです。

彼らは、最新作の「ドラクエ8」においてポリゴン化という袋小路に嵌りかけましたが、この決断で奇跡の大脱出といったところでしょうか(笑)。なんにせよ、今は老舗の英断に拍手を送りましょう。

とかいう言説が光の速さでアップされるに100ゴールド。協力型アクションRPGが大好きなので、個人的には早くDSで遊んでみたいです元年。

追記)答え合わせの結果、自己採点で15/100点くらいでした。精進(もうしないけど)。